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レポート

2011年03月23日「稼働率±20%」

 これまで業界の動向や保育園の種類をご説明してきましたが、本日は少し踏み込んで経営面のテクニックについてご紹介します。

 保育園には日々問合せの連絡が入ります。入園相談や保育料の確認、空き状況と言った内容が主となりますが、今回は「入園相談」についてお話します。

 保護者は子どもを預ける時に、地域にある保育園をリストアップして空き状況や保育料について電話をかけます。よほど順番待ちの状況でない限り、他園との比較作業になります。この時、電話対応が重要になることは言うまでもありません。

 良い印象を保護者に与えることは重要ですが、もう一つ大切なことがあります。それは、実際に保育園に来てもらうことです。保護者との接点を多く持つことで相手に安心感を与え、プレミアム価値を付けます。これが他園との差別化となり、入園に結びつくことも少なくありません。

 保育園はデパートやコンビニと違い、待っていてもなかなかお客様は現れません。だからこそ、保護者との接点は重要で、電話が掛かってくれば電話で終わらず次のステップへ繋げることが大切です。

 この様な営業的な動きが施設長に求められ、施設長の参画度合いで稼働率±20%も及ぼすとフランドルは試算しています。

 ちょっとした配慮で大きな果実を実らせることができます。他にも応用できますのでご活用下さい。

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